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理事長あいさつ
ごあいさつ

理事長を拝命いたしましてから二年が経ちました。
皆様に支えられながら無事役目を果たしてくることができました。心よりお礼申し上げます。
世の中を見渡しましても景気が回復している兆しはあまり見えず、写真業界も例外ではなく、皆様にもさまざまに工夫、努力をかさねておられることと存じます。
あらゆる面において、アマチュア化・イージー化の傾向がある現代において、一方では職人による丁寧な仕事や昔のモノの良さも見直されています。
また価格の二極化と言うのでしょうか、安価なものが歓迎されるのと同時に精神的な満足感・充実感を得られるモノに対しては、高額を支払うことをためらわない人もたくさんおられます。ユニクロや百円ショップが前者の代表とすれば、いわゆるブランド物や美術品が後者に当たるのではないかと思います。
我々の業界も本来は、「安ければよい」「写っていればよい」というものではないはずです。大切なひと時を写し取る場所としてふさわしい写真館であり、そうあるべき写真館のプロの意識を忘れないでいたいものです。
大事な写真は是非ここで、とお客様に足を運んでいただけるように組合の皆様と協力して業界の発展に貢献できればと思っております。
本会報の作成にあたり、(株)ミノウチ写真印刷様はじめ、賛助会員各社の多大なるご協力を賜りました、ここに改めて御礼申し上げます。
理事長 小松 真一
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